正門横の八重櫻が散り始めました。
まさに櫻の絨毯状態。天気がいいと散り際まで楽しませてもらえます。

こんなお言葉も思い出します。

散る桜
残る桜も
散る桜   良寛

まさに世の常の移り変わりを改めて教えてくださるお言葉。
ずっと一緒はないんですね。常にそこに今がある。大切にしなくてはなりません。

また花の姿と人の一生を重ねたお言葉もあります。

花びらは散っても花は散らない
形は滅びても人は死なぬ   金子大栄

花は散ります、そして人もいつかは「死」を迎えます。
その時の形こそ無くなってしまいますが、花ならば散った後でも種や球根、木がそのままあり続けます。
そして来るべき時に同じではないけれどもまた花が咲く。
人もそうですね。
形こそ無くなるけれども、子どもであったり記憶であったり記録であったり、様々な形であり続けるわけです。
本人が生まれるわけではないけれども、いのちは紡がれていきます。

私の主観として花は散ってもただその「今」という常が移り変わり、そして根幹にいのちがあり続けている。

散って終わり、死を迎えて終わり。
そうではない、ということを教えてくださる大切なお言葉ですね。

 

南無阿弥陀佛