仏事のご案内
想い
法事は亡き大切な方に心を寄せ、在りし時を思い出す時間です。
「今ならどんな言葉をかけてくれるかな」、「今の私はあなたのおかげで頑張っていることを伝えたい」、語るように想いをお報せすることで、あなたの「今」は亡き大切な方との「ご恩のおかげ」であったと改めて気付かせていただく時間になります。
仏様のお慈悲を感じられる、あたたかで大切なご縁の場となれば幸いです。
法事
法事一覧
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月忌参り
大切な人がお亡くなりになった日(祥月命日)にお参りすることを「祥月命日参り」と呼びます。また、月毎のご命日にお参りすることを「月忌参り」と呼びます。この機会に仏事の悩みをお聞きしたり、会話を楽しむことも大切に考えています。
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年回忌(お年忌)
いわゆるご法事です。ご逝去後1年目が一周忌、2年目から「数え」で3年となるので3回忌です。その後は7(満6年)、13(満12年)、17(満16年)、23(満22年)、、、、50回忌(満49年)とその都度勤めます。
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お彼岸
お盆(8月13-16日)、お彼岸(春分の日、秋分の日を中日として前後一週間)の期間にお勤めします。この期間前後でお参りに伺ったり、お墓参りに出張します。お亡くなりになってからの初めてのお盆(初盆)も勤めます。
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入佛・遷佛(お墓・お仏壇)
初めてお墓を建立する時や、お仏壇を迎える際に勤めるのが入佛(墓開き、仏壇開き)です。お墓の移動や仏壇の移動に伴い勤めるのが遷佛(祥抜/祥入)です。お墓の竿石に彫刻する際もお祥抜をします。
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納骨
お墓や納骨堂、永代供養墓に大切な方のお骨を納めるお勤めです。納骨する時期に決まりはありません。そろそろ納めようかしらと気持ちが決まりましたら、住職にご相談ください。
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改葬(墓じまい)
お墓の移動や納骨堂、永代供養墓へ改葬する際にお勤めします。基本的に、お墓に残っているすべてのお骨を拾いあげます。今まで長年お参りしてきたお墓への最後のお勤めとなりますので、ご縁ある方々にお声かけください。
法事までの流れ
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お電話/お問い合わせフォーム/メール/LINEで、法事内容(どなたの法事、何回忌、併修など)・ご希望日時・場所(寺/自宅/会館など)・お人数・食事の有無などをご相談ください。
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住職のスケジュールと調整して日時を決定します。
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お参りくださるご親戚やご友人に詳細(法事内容/日時/場所/参加人数/食事の有無/服装など)をご連絡ください。
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できる範囲でお供え物(お餅・お菓子・果物)をご準備ください。お寺で勤める場合は当日持込、または事前にお送りいただいても構いません。
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お寺で行う場合、予定時刻の10分前までにご来寺ください。1時間前より休憩いただける庫裡座敷を開放しています。ご自宅で行う場合、住職が定刻までにお伺いします。
葬儀
葬儀は、亡くなった大切な方をご縁ある方々と見送り、感謝を伝える人生最後の大切な儀式です。すみません、ありがとう、おかげさまの想いと共に、一緒に南無阿弥陀佛とお念佛を称え、お手合わせください。
久遠寺では檀信徒でなくても、ご縁があれば葬儀をお勤めます。まずご相談からでも構いませんので、寺までご連絡ください。
葬儀までの流れ
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臨終を迎えたり、事前に宣告を受けておられましたら、まずご連絡ください。
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喪家が葬儀社へ連絡をとります。当寺で信頼している葬儀社の紹介も可能です。
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喪家と当寺と葬儀社で打ち合わせし、葬儀の日程と会場を決定します。
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故人さまが安置されているところへ枕勤めに伺います。お勤め後に、故人さまとの思い出や人生の歩みをお聞かせください。参考にして、故人さまに相応しい法名をお授けします。
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ご親族や有縁の方々へご連絡ください。(家族葬で執り行うかはお任せします)
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通夜・葬儀(帰敬式、棺前勤行、葬場勤行、還骨勤行兼初七日法要)をお勤めします。
お伝えしたいこと
- 命日当日や、命日より前に勤めることに拘らず、ご縁ある方々が集まりやすい日時をご検討ください。平日や夜でも構いません。
- 檀信徒以外でも各種法要を承ります。まずはご相談くださいませ。
- 本堂では椅子を常備していますので、足が悪い方や正座の苦手な方もご安心ください。
- 庫裡座敷を利用してお食事も可能です。仕出し店をご予算/お人数をお聞きの上ご紹介いたします。
- 大人数の必要はありません。お一人様から承ります。
- パソコンやスマホの画面越しにお勤めにご参加いただく「オンライン法事」や、住職が一人で行う「代理法事」も承っております。まずはご相談ください。
- 各種法事は、寺・ご自宅・会館・墓前をご希望いただき、お勤めいたします。
- 8台程度の駐車が可能です。
法事
- お葬式には様々な形があって良いと思います。故人に関わるご遺族の意向に寄り添いながら対応いたします。
- お参りされる方のプライバシーや秘密は厳守いたしますので、ご安心ください。
- ご本人・ご家族による生前のご相談も承ります。
- 丁寧にお送りすることはご家族にとって大変なことなので、常に寺や葬儀社を頼ってください。
- 葬儀は、会館だけでなく寺や自宅でもお勤めできます。
- お葬式については分からないことも多いと思います。法名のこと、お布施のこと、どんなことでもいいのでお気軽にご相談ください。
葬儀
お布施について
布施とは「大切なものを差し出す、手放すこと」です。今限りあるものを自ら喜んで手放すことで新たな幸せに気づかせていただく行です。
仏縁に喜ばれたお気持ちや亡き人への感謝のおこころをお包みくださいませ。
また喜捨してくださった布施は、仏さまの教えをお伝えするための寺の護持ならびに社会貢献に活用いたします。
布施のお手渡しが難しい場合、振込先のご案内もできますのでご連絡くださいませ。