お寺の日々 2025.06.28
松山へ、日帰りのご縁

先日、おてらおやつクラブの活動についてお話しする機会をいただき、愛媛・松山まで行ってまいりました。
日帰り、しかも直行直帰という慌ただしい旅ではありましたが、心に残る一日となりました。
今回の講演は、曹洞宗四国管区研修センターの主催によるもので、100分の予定を超えて約120分の長丁場。

にもかかわらず、最後まで熱心に耳を傾けていただき、活発なご質問も多数寄せられました。
「おすそわけ」の背景にある思い、現場で感じるひとり親家庭の声、そしてお寺が果たす役割について、改めて多くの気づきを共有できたように感じます。
講演後は、あまり時間もなかったため、松山空港で小さなごほうびを。
蛇口から出る名物「みかんジュース」と、愛媛ならではの「鯛めし」をいただきました。

土地の味を楽しむことで、気持ちも少しリフレッシュ。
いつもとは違う空気に触れることで、新たな視点や活力をいただけることを実感します。
直行直帰とはいえ、お寺を離れることを快く許してくれる前住職や寺族の理解と支えには、心より感謝しています。
こうしたご縁をいただけるのも、日々の支えがあってこそ。
いただいた学びを胸に、これからの法務にもいっそう励んでまいります。