10月17日土曜日、令和二年度の報恩講を無事お勤めいたしました。
当日はとても寒い日。
さらに、朝から雨まで降っていました。
コロナ禍の中、さらにこんな日にお参りにみえるだろうか、、、、
お勤めをちゃんとしっかり勤める。
住職とそう決めた2ヶ月前の気持ちが揺らぎます。
雨はやむことはなく、始経15分前でも用意した席は半分以上空いている状態でした。
「やっぱり今年はお参りにきていただくことは厳しいんだなぁ、、、」
と心内でしょげてしまいそうになった5分前。
そんな気持ちをもってしまったことが申し訳ないくらいに、
用意したお椅子が足らないほど、多くの檀信徒の皆様がご来寺くださいました。
ありがたい
うれしい
よくぞ、このような日に。
報恩講は、「恩」に報いる講です。
ほとけさまからいただいているご恩
親鸞聖人からいただいるご恩
自分のいのちをつないでくれた亡き大切な方々からいただいたご恩
それぞれのご恩を
「知」り、「感」謝し、「報」いる。
一切を救うと約束してくださったほとけさまと
その教えをお念佛を通して伝えてくださった親鸞聖人。
そして、我が身を通して「南無阿弥陀佛」と手を合わせることを
教えてくれた大切な方々。
お勤めをする中で、皆一人一人が手を合わせ、心を合わせることができました。
断念せざるをえなかったこと、そしてチャレンジもありました。
お非時の中止、法話の中止。
副住職の式文拝読、子どもたちと一緒にお勤め。
いつもと違う状況ではありました報恩感謝をひとしお感じれた気がします。
ありがたい限りです。
終わってみれば幻の如く時間が駆け抜けて行った報恩講さん笑
今日はもう金曜日です(10/23現在)
片付けも終わり、一息ついたら少し疲れがでたのか、昨日はずっと寝てしまいました(笑)
コロナ禍の中、報恩講を無事勤めることができたのもご恩であり、おかげさま。
あとは毎日を、丁寧に、大切に、過ごして参りたいと思います。
皆様もご一緒くださいませ。
〜追記〜
今回、コロナ禍ということで動画撮影をしてみました。何事もチャレンジです笑。
やっぱりと申しますか、準備不足もあり、うまく撮影できませんでした。申し訳ありません。
しかしながら、少しでも雰囲気がお伝えできればと思い掲載いたしますね。
是非お参りにきたようなお気持ちで参拝、拝見してくだされば幸いです。
南無阿弥陀佛