お寺の日々 2024.04.04
4月の掲示板

「君たちがいて、僕がいる」チャーリー浜
先月は志村けんさんのご命日月でしたが、今月もたまたまですがチャーリー浜さんのご命日月。2021年4月にご往生されているので3回忌となります。南無阿弥陀佛
みなさん、チャリー浜さんってご存知ですか?10代、20代の方はは存じ上げないかもしれません。テレビで吉本新喜劇をみかければ
「〜〜じゃあ〜りませんか」
「ごめんくさい」
など、笑いを誘ってくれた芸人さんのおひとり、チャーリー浜さん。
一度検索してみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=q9gxultiH1Y
そんなチャリー浜さんの数あるギャグのひとつ。
「君たちがいて僕がいる」
間もよく当たり前のことも笑いにしてくれ、つられて笑っていた記憶が蘇ります笑。でも、ちょっと考えるととっても大切なおことばでもありました。
今、私たちは知らぬ間に、
わたしが、
わたしが、
とわがまま、思うがままにしようとしている我が身の瞬間を少なからず感じることあるかと思います。まさに
「僕がいるから、君たちがいる」状態。
けれども、チャリー浜さんのネタである
「君たちがいて僕がいる」
というおことばこそ、まわりのおかげや支えこそ我が身の存在を再確認させてくださる大切な、身近なおことばではないでしょうか。
そもそもほとけさまの願いだって、五劫の間生きとし生けるもの全てを救う、と誓われ成就したもの。わたしたちがいて、わたしがいて発願されている。
これも言い換えれば、
君たち(凡夫)がいて、僕(ほとけさま)がいる
ほとけさまとつながっている。みえないおかげから身近な支えがある。笑いながらでも、おかげさまに対して感謝の気づきをいただきましょう。
南無阿弥陀佛