お知らせ

お寺の日々 2025.04.20

境内は春爛漫part2──よりどりみどりの花の季節です

境内のあちこちで、春の彩りが次々と姿を見せています。

西洋シャクナゲは、大ぶりの花がひときわ目を引きます。
やわらかなピンクの花びらが幾重にも重なり、静かに、でも誇らしげに咲いています。

ハナミズキも、青空を背景にすっと枝を伸ばし、可憐な花を咲かせています。
ふと見上げると、やさしい春の光の中で揺れていて、その姿に思わず足を止めてしまいます。

そして、一昨年から仲間入りした大手毬(おおでまり)は、白い小さな花が集まって、まるい毬のような形に。
風が吹くたびにふわりと揺れる様子は、まるで春のやさしさそのもののようです。

それぞれの花が、それぞれの美しさで春を語ってくれています。
どうぞ、久遠寺の境内で、そんな春のひとときをお楽しみいただけたら嬉しいです。お近くにお越しの際は、ぜひふらりとお立ち寄りください。

お寺の日々 2025.04.19

お墓参りへ

毎月一度、祖父母の命日にあたる16日前後もしくは23日前後に平和公園の久遠寺墓地へお参りに出かけます。

また、いろいろなご縁でご供養している永代供養墓「まどかの丘」も一緒にお参り。

お参りした日は雲ひとつない快晴。風も穏やかで、蝋燭の灯りもすぐにともりました。静かな空の下、手を合わせると、どこかで見守ってくれているような、やさしい気配を感じますね。

おかげさまです。

こうして毎月、祖父母や久遠寺代々、ご縁ある方々に手を合わせいくことは、私にとっても大切な時間です。

また来月も、変わらずお参りにまいります。

お寺の日々 2025.04.10

境内は春爛漫──よりどりみどりの花の季節です

久遠寺の境内では、いままさに春爛漫。
ぽかぽかとした陽ざしの中、花々が次々とほころびはじめています。

ピンクに白、黄色に紫……
小さな草花から、大きく枝を広げた木々の花まで、まるで「よりどりみどり」の春の贈りものです。
風にそよぐたび、ふわりと優しい香りが広がり、歩いているだけで心がほころんでいきます。

ご参拝にいらした方からは、
「こんなにたくさんの花が咲いていたなんて!」と驚かれることも。

忙しい日々の中で、ふと立ち止まって春を感じていただけたら——
そんな願いをこめて、今日も久遠寺は皆さまをお迎えしています。

お近くにお越しの際は、ぜひふらりとお立ち寄りください。
きっと、春の花たちがやさしく出迎えてくれることと思います。

お寺の日々 2025.04.01

4月の伝道掲示板

「人生三万日しかない」中川翔子

そんなにあるの?それだけしかないの?と直感的に思うことはさまざまかと思います。三万日とは、365日×84歳(日本人平均寿命)=30660日のこと。平均寿命なので、三万日より多くなったり少なくなったりするのも当然です。

一日が過ぎるのはあっという間🤏
一年365日が過ぎるのもあっという間🤏

お檀家さまと日々お話していると
「この歳になるまで、あっという間。年齢を重ねるようにになってから余計早いわ」
とよくお聞きします👂
本当にその通りですよね。わたしも気分は30代ですが、年齢は46歳。本当にあっという間です😱

あっという間のこの「生」の時間。
仏教界では、迷いの解決がために「人身受け難し」のいのちを今、私は授かっています。
それは、生きている「今」しかできません。

この三万日をどう過ごすか、を一緒に考えて参りましょう🙏

お寺の日々 2025.03.26

「お寺で葬儀」という選択肢

(※アイキャッチの写真は、遺影やお名前を隠しております)

最近は、葬儀会館でお見送りされる方が多くなってきましたが、先日、久遠寺にてお檀家さまのご葬儀をお勤めするご縁がありました。お手伝いくださったのは、いつも丁寧にご対応くださる西田葬儀社さんです。

お寺での葬儀は、住職にとって“ホーム”でのお勤め。会館葬儀に比べ、どこか落ち着いた気持ちで故人をお送りすることができます。

ご本尊さまの御前で、手を合わせながらお見送りできる
時間に追われず、ゆったりと故人と向き合える
ご家族が休憩したり、宿泊できるスペースもある
参道を歩いてのお見送りは、心に残る大切な時間
故人の人柄が伝わる、あたたかな葬儀をつくることができる
ほとけさま、住職や寺族がそばにいることで、安心して過ごせる

ご葬儀の時は、気持ちも慌ただしくなりがちですが、だからこそ、心落ち着けてお見送りできる場があることも大切なのかもしれません。

実際にご葬儀を勤められたお檀家さまからは、
「こんなにゆっくりと送り出せるとは思いませんでした」
「本当に、故人らしい葬儀ができました」
と、あたたかなお声をいただきました。

もしものとき、どこでお勤めされるか——
ぜひ、お寺でのご葬儀という選択肢も心の片隅に置いていただけたらと思います。

ご不明なことやご相談がありましたら、どうぞお気軽にお声がけくださいね。いつでも、お話をお聞かせいただけたら嬉しいです。

南無阿弥陀佛

お寺の日々 2025.03.20

お彼岸お中日

明後日から暖かくなると予報があるものの、冬のような寒さを感じる日となりました。

お正月のお墓参りは、雪のため久遠寺公式LINEにご登録いただいているお檀家様へは中止の旨をお伝えしました。が、やはりお参りしてくださる方もちらほら。雪の日はどうするか事前にお伝えしないと、店頭のおそれもあるので要検討したいです。

今回は寒いといっても雪が舞うほどではなく、またお彼岸1週間の初めてのお休みということもあり、多くのお檀家様がお参りくださいました。いつもお会いするお檀家様、お久しぶりのお檀家様、短い時間ですが少しでも挨拶を交わすことができると嬉しいものです。

きっとご先祖様たちも皆様とお会いしたく、首を長くして待っておられるかもしれませんね。また機会を作ってお参りください。

お寺の日々 2025.03.18

四日市までお彼岸説教へ

今年のお彼岸も、例年ご法縁をいただく四日市のお寺様へ伺いました。
ここのお寺様のお檀家さまたちは、本当に聞き上手でこちらの口がどんどん滑るように本音をだして、楽しくお話することが叶います。

今年は、二河白道について。
アントニオ猪木の「迷わず行けよ、行けばわかるさ」を皮切りにお話させていただきました。

仏教と社会は隔離しているのではなく、すべてがつながっている。つながりが見えてこれば、こんなわたしもほとけさまのご縁の中、ご縁をいただいていたと気づかせていただける。

そんなお話がお伝えしたく。
今回もご縁いただき、ありがとうございました。

南無阿弥陀佛



お寺の日々 2025.03.07

蓮リベンジ

昨年は、カラスに新芽がつつかれほとんど咲くことができなかった蓮たち。

今年は、いろいろな品種を買い揃え、リベンジすることにしました。なんとかカラスの遊びとならないよう対策を試みますが、、、、さてどうなることか。

また経過をお伝えします。