お寺の日々 2025.03.26
「お寺で葬儀」という選択肢

(※アイキャッチの写真は、遺影やお名前を隠しております)
最近は、葬儀会館でお見送りされる方が多くなってきましたが、先日、久遠寺にてお檀家さまのご葬儀をお勤めするご縁がありました。お手伝いくださったのは、いつも丁寧にご対応くださる西田葬儀社さんです。
お寺での葬儀は、住職にとって“ホーム”でのお勤め。会館葬儀に比べ、どこか落ち着いた気持ちで故人をお送りすることができます。
ご本尊さまの御前で、手を合わせながらお見送りできる
時間に追われず、ゆったりと故人と向き合える
ご家族が休憩したり、宿泊できるスペースもある
参道を歩いてのお見送りは、心に残る大切な時間
故人の人柄が伝わる、あたたかな葬儀をつくることができる
ほとけさま、住職や寺族がそばにいることで、安心して過ごせる
ご葬儀の時は、気持ちも慌ただしくなりがちですが、だからこそ、心落ち着けてお見送りできる場があることも大切なのかもしれません。
実際にご葬儀を勤められたお檀家さまからは、
「こんなにゆっくりと送り出せるとは思いませんでした」
「本当に、故人らしい葬儀ができました」
と、あたたかなお声をいただきました。
もしものとき、どこでお勤めされるか——
ぜひ、お寺でのご葬儀という選択肢も心の片隅に置いていただけたらと思います。
ご不明なことやご相談がありましたら、どうぞお気軽にお声がけくださいね。いつでも、お話をお聞かせいただけたら嬉しいです。
南無阿弥陀佛